手元供養の先を考える

こんにちは。
なんとなく、春めいてきましたね。

それに伴い、花粉の予感が……ムズムズ。

さて、今日は手元供養の話。
手元供養とは、亡くなった方とずっと一緒にいたい!ということで、遺骨の一部をいつもそばに置いておくという形の供養の方法です。

パウダー状にした遺骨をオシャレな瓶に入れたり、オブジェやプレートにして、お仏壇に安置する。
または、アクセサリーに加工して、身に付ける。
いろいろな方法があります。

でも、その後、どうしますか?という話です。
ちなみに、私は否定をするつもりもないのですが、手元供養に関しては
賛成派ではありません。
理由は、二度目のお別れをする必要があるからです。

手元供養品を残していった場合、子、孫の世代はまだいい。
でも、ひ孫以降の世代になってくると、「これって、誰?」という状態になってきます。

ご先祖様ということはわかってる。
でも、会ったこともないし、なんだかピンとこない。
さらに、その後も手元供養を選ぶと、代を重ねるごとに数が増えてくるかもしれません。
処分するのも、なんとなく気が引ける……。
お墓であれば、古い遺骨は土に還すこともできますが、
全く別の物に加工してある場合は、そうもいきません。

手元供養を選んぶのは、おそらくは故人と最も近い人だと思います。
その人が、終活のひとつとして、手元供養品を「最終的には、どうするか」決めておきませんか?ということです。

選択肢としては、
①燃える素材の手元供養を選び、最も近い方が亡くなった時に、棺に一緒に入れてもらう。
もしくは、骨壺に入れてもらう。
②加工せずに手元に置いておいておき、心が落ち着いた時点で、お墓に入れる、もしくは散骨をする。
③依頼をした手元供養の業者さんや菩提寺に相談する。
などでしょうか。

ちなみに、私は②を経験したことがあります。
故人の希望により散骨をしたのですが、それまでの間、実家に散骨用の遺骨を一年ほど安置しました。

一緒にいたいというのも、その人への想い。
でも、きっちり最後まで見送るのも、その人への想いかな。





# by fuyuci_nacayama4 | 2018-02-21 21:42 | 供養のはなし | Comments(0)

死亡診断書のはなし-2

こんにちは。

今年に入り、バタバタとした日が続き、更新がのびのびになってしまいました。

さて、死亡診断書の話、第二弾です。
よく、「死亡診断書はコピーを取りましょう」といわれますが、果たして役に立つのか?という疑問です。

人が亡くなった場合に、それを証明する書類を求められることがあります。
その時に使われるのが、主にこの3つ。

・死亡診断書
・死亡診断書のコピー
・死亡届記載事項証明書(死亡診断書の写し)

ちなみに、「死亡診断書のコピー」と「死亡診断書の写し」は全くの別物。
コピーの方は、死亡診断書を役所に届ける前に、コピーを取っておくだけ。
「死亡届の写し」は、すでに役所に届けた死亡診断書の写しのこと。
届け出した役所、または本籍地、ある一定の期間を過ぎると、管轄の法務局にて請求し発行してもらうことになります。

じゃあ、コピーを取り忘れても、役所に行けば発行してもらえばいいんじゃない?という考えは大間違い。遺族年金の請求や郵便局の簡易保険の請求など、発行できるのは、限られた用途のみ。

実は、「死亡診断書のコピー」は、使い道があまりないという時期もあったのですが、最近は、死亡保険金の請求がコピーでできる保険が増えてきているようです。
(コピーで請求できるかどうかは、それぞれの契約している保険によって異なります)

死亡保険金を請求するためには、病院に依頼し、死亡診断書を発行してもらわなければいけません。
発行にかかる期間は、病院により異なりますが、すぐに書いてもらえることもあれば、2週間ぐらい待たされることもあります。
また、決まった様式の死亡診断書がある保険会社の場合は、その用紙を準備して、病院に依頼します。そして、当たり前に料金がかかります。

もし、コピーで請求できる場合は、できるだけコピーで済ませたほうが、時間的にも、費用の面でも、節約できるのです。

「元の死亡診断書を写すだけでしょ。なんで時間がかかるの?」と思うかもしれませんが、最初の死亡診断書を発行した医師の確認が必要なため、すぐにはできないものなのです。

その他、いろいろな手続きでも、「死亡の証明」が必要になることがあります。
死亡診断書は1枚、コピーを取っておいたほうがいいかもしれませんね。








# by fuyuci_nacayama4 | 2018-02-10 21:54 | 終活のはなし | Comments(0)

死亡診断書のはなし-1

こんにちは。
いよいよ、平成30年になりましたね!
今年も、ゆるゆると感じたことなどを書いていければと思っております。
どうぞお付き合いくださいませ。

さて、私は医療事務作業補助(ドクターズクラーク)という民間資格を持っています。
その名の通り、ドクターの事務作業(医療文書の作成や検査の予約など)の手伝いをするという資格です。
その中で、死亡診断書についても取り扱っています。
今日はその話を。

人が亡くなると、医師によって死亡診断書が発行されます。
そして、遺族が死亡診断書とともに、役所に死亡届を提出することで、故人は除籍されます。

実は、その死亡診断書の費用は、取り扱う病院によってそれぞれ。
各病院で費用を決めることができるのです。
私が知っている範囲では、大学病院でも5000円~7000円の間が
多いかなという気がしていますが。

ところが、時々、数万円もかかってしまったという話を耳にします。
もちろん、たまたまその病院が高かったという可能性もあるのですが、それ以外の部分に
原因がある場合があります。

その1
「死亡診断書」ではなく「死体検案書」だった場合。
死因がはっきりしている時は「死亡診断書」。
病気で入院加療していたものの、それが死因で亡くなった場合や、明らかに老衰など。(自宅で亡くなった場合でも、かかりつけ医がいて死因がはっきりしていれば、死亡診断書)

ところが、変死、事故死、他殺、自殺などで、死因や死亡時刻をはっきりさせなければいけない場合は、「死体検案書」になります。
それらを明らかに品けれんばいけないため「遺体の検案」が必要になり、「死亡診断書」よりも高くなることが多いのです。
*東京など公の監察医務院がある場合は、それほど費用は掛かりません。

その2
「死亡診断書」だけの費用ではない場合
亡くなった後にかかる費用として、エンゼルケアと呼ばれる死後処置があります。
(葬儀社が行う場合もあり)
こちらも病院で費用を決めるので、病院によって大きく異なります。
(1万円~10万円ぐらいかと思いますが、どの程度の処置か、浴衣代は込みか、
葬儀社で行うか病院かなどによっても異なります)

ちなみに「おくりびと」が行うような納棺や湯かんとは異なります。

なんで、そんなに高いのかと思われるかもしれませんが、死後処置は、
保険適用外なんですね。
それまでは、病院で行われいた治療行為のほとんどが、(年齢にもよりますが)
3割負担だったものが、全額自己負担になるのです。
そのため、負担額が大きいという、印象を持つことなることもあります。
亡くなってしまうと、「治療」ではなくなってしまうのです。

「?」と思った場合は、病院でもらう領収書、もしくは、レセプトと呼ばれる診療報酬明細(領収書の明細)で確認してみてくださいね。



# by fuyuci_nacayama4 | 2018-01-10 14:52 | 終活のはなし | Comments(0)
こんにちは。
今日はクリスマスイブ。
そして、間もなく今年も終わり。

今年は次々といろいろなことが起こったせいか、
すごく長い1年でした。
春先に起こったことが、もう、5,6年前のよう……

さて、この年末は帰省をする方が多いのではないでしょうか。

次々に新しい手口が見つかる高齢者を対象にした詐欺ですが、
離れていても、防ぐためには、家族のコミュニケーションが大切と言われています。

不信な電話が来てお金を要求されたら、落ち着いて本人に折り返し、確認の電話をする。
合言葉を決める。
本人しかわからないような内容を聞くとか。

でも、冷静な対処は難しいものなのです。
そして、「ウチは大丈夫」「そんなの騙されない」というタイプが1番怪しいのです。

なぜなら、数年前に私もだまされたことがあるから。

不意にかかってきた電話。
「あー、おれ。あのさ……」
ちなみに、夫も息子も家にいました。
それゆえに「オレ」さんには、心当たりがない。
「誰?」
「オレだよ。風邪ひいちゃってさ……ゴホン」
「だから、名前を言って」⇒あくまでも、心当たりがないから聞いてる。
「あのさ……」
「名前を言って!!」
「……リョウだよ………(ガチャン)」で切れた。
リョウ?リョウって息子の友達の???
何でウチにかけてきたんだろう?????⇒まだ、信じてる(笑)

電話を切って、落ち付いて考えて、やっとオレオレ詐欺だってことに気が付いた。
実際にかかってくると、無意識に自分の周りの人から、当てはまる人を探してしまうんです。

私がマヌケと言われれば、そうかもしれないのですが…
よくよく考えてみれば、笑っちゃうほど典型的なオレオレ詐欺。
通話の音がおかしかったから、近くに仲間がいて、スピーカーにして
聞いていたんだと思います。

たまたま「相手を確認する」という撃退法をとったのは偶然。
向こうにしたら、「騙せなかった」と思ってるだろうけど、
本当は、騙されてるしー。

高齢者じゃなくても充分だまされます。
防げるのは離れていても、やっぱり家族かなっと思います。

詐欺について話をすることも大切ですが、マメに電話をして、孤独感を持たせない。
また、他人が家族を名乗ってかけてきた時に、ちゃんと「違和感」を感じられることが必要なのではないでしょうか。

年末年始で帰省した際は、ちょっと話し合ってみてくださいね。






# by fuyuci_nacayama4 | 2017-12-24 10:03 | 徒然なるままに | Comments(0)

お正月の過ごし方

こんにちは。
もうすぐ、11月も終わり。
お正月飾りが店頭に並びだしました。

さて、都市部では高齢の方の3割が「おひとりさま」でお正月を過ごしていると
いわれています。

もちろん、その事情は人それぞれ。
身内がいない人、身内がいても遠方の人、疎遠になってしまっている人、
仕事でお正月どころじゃないという方も……。

もちろん、感じ方は人それぞれで、「気楽でいい」という方もいれば、「寂しい」という方も。

普段は、仲間で集まってワイワイやっているから大丈夫という人でも、
仲間が家族で過ごすがゆえに、実は、お正月は1人という方も少なく
ありません。

高齢の方が楽しめる、季節の行事を行う自治体やNPOなどは多いのですが、お正月は別。
お正月三が日から、時期を少しずらしてイベントを行うことが多いのです。

高齢者住宅では、年末年始は自宅で家族と過ごす人もいれば、そのまま施設で
過ごす人もいます。
また、在宅介護の方の中は、逆に年末年始だけをショートステイにお泊りをする人も多いそうです。

もしかしたら、お正月は1年で最も寂しさを感じる時かもしれません。

特に、遠距離で住んでいる独居の親がいる人。
会えない事情があったとしても、電話を入れてあげて欲しいなーと思います。

お互いにステキな1年のはじまりになるように。


 



# by fuyuci_nacayama4 | 2017-11-25 23:26 | 徒然なるままに | Comments(0)

ゆる~いお葬式ライターのブログ


by 中山寒稀